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私の家庭教師はAV男優
第172章 (新章6)
「ふんっ!!」

最後は渾身の力で袋を踏みつけ

「はぁ、スッキリした」

すっかり平らになった袋から足を上げた。

「わ、私はどうなるの?」

血の気が失せた青白い顔をしてあどが言う。

「私を殺すの?」

闇業者の男は、袋から滲み出て足底についた血を床で拭うようにしながら

「殺す?君を?」

あどは頷く。 

「殺しはやらないっすよ。俺の仕事はあくまで死体処理っす」

「でも、今殺したよね?」

「これは仕事じゃないっすよ。俺がもらう金を踏み倒した腹いせっす」

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