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私の家庭教師はAV男優
第159章 (新章1)
「先生」

「ん?」

「らいざ、知ってんだ」

「何をだよ?」

「先生がAV男優だってこと」

「あ、そう」

らいざは、両手頬杖のまま

「どうするの?」

「どうする?どうもしねぇよ」

「そうなの?」

「別に隠してるわけじゃない」

らいざは微笑み

「隠してるわけじゃないけど、言うわけでもないんだね」

「あえて、言う必要もないだろ」

らいざは参考書を閉じて

「じゃあ、これは知ってる?」

「ん?」

らいざは立ち上がって腰を横に振り、ぶりっ子風のポーズをとって

「私がアイドルってこと」
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