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レモンティーな朝焼け―母娘調教―
第62章 母と娘
(ああ・・・・わたし・・・・)

改めて実感させられる。

だが、香奈子の表情には笑みさえ漏れていた。

母と娘が交わるというケダモノじみた行為を、否定することなく受け止めている。

チラリと男を見た。

『何も考えるな・・・・』

竹内は、そう言った。

(ああ・・・そう・・・・だって、わたしたち)

メス犬なのだ。

今は、そう思い込むしかない。

何も考えずに快楽だけを貪るのだ。

「ンフフフ・・・・」

嬉しそうな声で娘に囁いた。

「圭ちゃん・・・」

妖しい光りを宿す瞳は、欲情に濡れている。

悩みを捨ててしまえば、後は溺れるだけである。

「マ・・・マ・・・・」

トロンとした目で答える娘の手をギュッと握り締めた。

「良かったわ・・・・ママ、感じちゃった」

優しい声を投げかける。

「ああ・・・いい・・・凄く、気持ちいいわ」

繋がったままの娘の腰を両足で挟み込む。

「あっ・・・・んっ・・・」

圭子の身体がビクンと震えた。

「ンフフ・・・・可愛いい・・・・」

「マ・・・マ・・・・」

少女は母の笑顔が嬉しかった。

洗脳された思考は、いびつにねじれたまま求めていた。

一途な想いはどんなに不条理であろうと、変わりはしない。
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