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レモンティーな朝焼け―母娘調教―
第50章 ロスト・ヴァージン
『んふぅ・・・はぁ・・・・あんん・・・・んみゅぅ・・・』

二人の身体は繋がったまま、息と声も重なっていく。

「おおふぅ・・・・圭子ぉ・・・」
「ふぅ・・・ああ・・・・お、おじ様ぁ・・・」

愛おしげに呼び合う様はまるで恋人同士のようだ。

事実、圭子は目の前の男に愛を感じていた。

大好きだった少年ではない。

下品で醜い中年男なのに。

「好きだ・・・・圭子ぉ・・・」

「私もぉ・・・・好きぃ・・・」

おぞましい囁きにも、拒む事なく答えている。

母を犯した竹内を憎んでいた筈だ。

だが、それゆえに切ない想いが湧き上がるのかもしてない。

「愛して・・・・私もぉ・・・・」

自ら舌を差し出し、ヤニ臭い男の口の中で呟きを繰り返していく。

「ママと・・同じように・・・・ママとぉ・・・」

瞳から、涙が一滴こぼれていった。

第七部(完)
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