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シャイニーストッキング
第22章 ほつれるストッキング 1        佐々木ゆかり
 93 大原浩一(13)

「はっ、はっ、ふっ、ゆ、ゆかりっ」

 ギシッ、ギシッ…

「っん、やっ、っくぅぅ……」

 私はゆかりのカラダをズラし、横バックの体位を取り、深く、強く、腰を突き上げながら、左手指先でクリトリスを弄っていく…
 これは、ゆかりが一番好きな、感じる体位、ワザといえ…

「んんっ、やっ、っくぅぅぅ……」
 すかさずゆかりは強く、激しくのけ反り、震え、喘ぎ、全身から汗を吹き出し…

「……っくぅぅ………」
 絶頂を迎え、イッたようだ。

「はっ、ふっ、はっ、ううっ」

 ギシッ、ギシッ…

 だが、私は腰の突き上げが止まらない…
 いや、まだ止まらなく、止めたくもなかった。

 もっと、もっとゆかりを感じさせ、イカせて、狂わせたかった…
 いいや、違う…
 本音は、誤魔化したかったのだ。

 なかなか勃たない…
 勃っても萎んでしまう…
 それは、全てが、自分のせい。

 ヤリ過ぎのせい…
 美冴、律子への想い…
 そして、ストッキングの魅力のせい。

 それが分かってしまった今…
 それでも、ゆかりをも愛しているという矛盾の想い。

 また、三人を絶対に手離したくはないという、尖り、自分の試金石への為にも…
 この先への、秘かに生まれ、抱いてしまった野心という焔の為にも…
 何が何でも、ゆかりの心に芽生えてしまったであろう、私自身に対する疑惑を誤魔化したいから…

 だから、こうして、快感で…
 セックスの絶頂感で…
 誤魔化さなくては――

 そんな、自分への言い訳の為にも、ゆかりを愛し、抱き、攻めていく動きを止められなく、止めたくはなかったのである。

 とりあえずゆかりをセックスの絶頂感で、ぐちゃぐちゃにしなくちゃ…
 そんな思い、強迫観念に突き動かされていたのだ。

「はっ、ふっ、はっ、ふっ」

 ギシッ、ギシッ…
 
「………っくぅぅ………」

 ゆかりが激しく絶頂感を迎え、ぐったりと弛緩する…
 それは分かっているのだが――
 
 そして、もう一つ…

 今度は、私自身が…

 まだまだ、出ないのだ――

 ようやく昂ぶり、勃った…

 そしてゆかりへの愛を再認識し、怒張の快感にも震えてもいるのだが…
 まだまだ、出そうに、収まりそうにないのである。

 

 
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