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シャイニーストッキング
第22章 ほつれるストッキング 1        佐々木ゆかり
 92 浮かぶ笑顔で…

 ギシッ、ギシッ…

「あっ、んっ、や、んんっ」

 この快感の絶頂感の昂ぶりに喘ぎ、震え…
 また、突然浮かんできた敦子と松下秘書の、その、特に、松下秘書の美しい笑顔に強烈な違和感を抱いてしまい…
 そして、それに戸惑い、昂ぶる絶頂感と相まって、パニックに近く慌てて、動揺してしまっていた。

 だから、なんとか彼、浩一さんの攻めを止めようと必死に抗おうと手で肩を押そうとするのだが、迫り、昂ぶってくる絶頂感に手の力が入らない――

「っく、や、んん、や…」
 そして、言葉にもならない――

 快感に震え、喘ぎながら、浮かぶ松下秘書の、しかも、美しい笑顔に…
 激しく胸が騒ぎ、揺れ、思考さえも鈍りつつあった。

「はっ、ふっ、ゆ、ゆかりっ」

 ギシッ、ギシッ…

「っん、あっ、や、っく…」
 そしてどうやら彼は、このパニック気味の表情が、強い快感のせいに思えているらしく…
 更に、この喘ぎが、もっと快感を求めるわたしに見えるのであろう…
 いや、いつものわたしならば…
 もっと、もっと、快感が欲しい――

 だけど、今は、狼狽え、焦燥しているのだが…
 抗いの言葉さえも呟けず、ますます彼を助長させてしまうようで…

「はっ、ふ、ふぅ、はっ」

 ギシッ、ギシッ…
 
「んっ、あっ、っくぅ…」

 彼は更に、腰の突き上げを強め、勢いのり…

「あっ、ん、やぁぁ」
 この抗いの喘ぎのつもりが、火に油を注いでしまい…
 わたしのカラダを貫きながら、横向きにズラし、動かし…

「っんんっ、っくんっ」
 なんと横バックの体位を取り、激しく、強く、腰を突き、指先でクリトリスを弄ってきたのである。

「っん、やぁぁ…」

 これは、わたしが最も感じる体位――

 子宮に強く怒張が当たり、快感が全身を走り、汗が吹き出し…
 絶頂感の大波が、沸き起こってくる。

 そして敦子の顔は、完全に消え…

 代わりに松下秘書の美しい笑顔が浮かび…

「ああっ、やっ、んっ、っくぅぅ…」

 わたしは全身を激しく強ばらせ、震え、強い絶頂感の大波に呑み込まれていく……

「っくぅぅ、やぁぁ……」

 それも、脳裏に、松下秘書の顔を浮かべ…
 その目に魅せられ、イッてしまう――

「…っくぅぅぅ……」

 ギシッ、ギシッ…
 だが彼は、まだ、止まらない―


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