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シャイニーストッキング
第21章 もつれるストッキング5 美冴
27 開き直りと責任感
「そ、そうか、そうだな……」
そう頷き…
その指先をゆっくりとスカートの中へと這わせ、撫でてくる。
そして…
「そうだよな…こうなったらさ………だよな…」
そう、あの朝に云ったコトバを呟きなから、這わす指先に圧を込めてきた。
そしてそれはオスの思いと、大原浩一としての…
オトコとしての覚悟の開き直りの露われ…
つまりは、わたしを覚醒させたオトコとしての責任感。
ゴクゴク…
「ふうぅ…」
今度は彼が、ロックグラスに残ったバーボンを一気に飲み干した…
その直後、一瞬だけ迷いの残滓が揺れ、それがゆっくりと静まっていく。
「…だよなぁ……」
と、わたしの目を見つめながら、また再び、そう呟いた。
どうやら完全に開き直れたみたい…
そうよね…
ゆかりさんを裏切り…
ここにこうして、まるで因果の流れにでも誘われたかのように導かれ…
懺悔の暇もなく、わたしの蔑みの目に自戒の想いに陥れられ…
挙げ句には、わたしのスイッチを入れてしまった。
ここは、大原浩一というオトコとしての覚悟を見せ、開き直るしかないわよね…
そしてそれは、わたしへの責任を果たすということでもある。
わたしへの責任…
それはあの朝…
『いつでもリハビリに付き合うから…』
そう云った。
リハビリに…
『そんな時は、とことんヤるしかないんだよ』
そうも云った。
彼、大原浩一は、わたしの目を見つめながら…
「…だよなぁ……うん…」
そう呟き、完全に覚悟を決めて、開き直ったようである。
そして、ストッキング脚を撫でている指先から、ジワリと熱が伝わってきた…
それは彼のオスの情熱…
ストッキングフェチという性嗜好の熱さ…
「出ようか…」
それは、裏切りのコトバ…
ゆかりさんに対してであり…
松下秘書に対してでもあり…
そして…
わたしの欺瞞に満ちた独占欲を満たす…
裏切りのコトバ。
「そ、そうか、そうだな……」
そう頷き…
その指先をゆっくりとスカートの中へと這わせ、撫でてくる。
そして…
「そうだよな…こうなったらさ………だよな…」
そう、あの朝に云ったコトバを呟きなから、這わす指先に圧を込めてきた。
そしてそれはオスの思いと、大原浩一としての…
オトコとしての覚悟の開き直りの露われ…
つまりは、わたしを覚醒させたオトコとしての責任感。
ゴクゴク…
「ふうぅ…」
今度は彼が、ロックグラスに残ったバーボンを一気に飲み干した…
その直後、一瞬だけ迷いの残滓が揺れ、それがゆっくりと静まっていく。
「…だよなぁ……」
と、わたしの目を見つめながら、また再び、そう呟いた。
どうやら完全に開き直れたみたい…
そうよね…
ゆかりさんを裏切り…
ここにこうして、まるで因果の流れにでも誘われたかのように導かれ…
懺悔の暇もなく、わたしの蔑みの目に自戒の想いに陥れられ…
挙げ句には、わたしのスイッチを入れてしまった。
ここは、大原浩一というオトコとしての覚悟を見せ、開き直るしかないわよね…
そしてそれは、わたしへの責任を果たすということでもある。
わたしへの責任…
それはあの朝…
『いつでもリハビリに付き合うから…』
そう云った。
リハビリに…
『そんな時は、とことんヤるしかないんだよ』
そうも云った。
彼、大原浩一は、わたしの目を見つめながら…
「…だよなぁ……うん…」
そう呟き、完全に覚悟を決めて、開き直ったようである。
そして、ストッキング脚を撫でている指先から、ジワリと熱が伝わってきた…
それは彼のオスの情熱…
ストッキングフェチという性嗜好の熱さ…
「出ようか…」
それは、裏切りのコトバ…
ゆかりさんに対してであり…
松下秘書に対してでもあり…
そして…
わたしの欺瞞に満ちた独占欲を満たす…
裏切りのコトバ。

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