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俳児と透と女たち
第1章 俳児と透
その頃は大学も4年になり、適当に就職した会社の、適当な同僚たちとのグループチャットをやり過ごしていた。
同僚A「ハイジ君はカノジョとかいるの?(^O^)」
急に個人でアホなメッセージを送ってきた女
頭が中学生のバカ女だ
アカウント名のローマ字を読むのもめんどくさかったが、
一つの事を思い出させた。
1年半付き合っている彼女のめぐみ
どうやって別れを切り出そうか、自分のなかに一番めんどくさいしこりが残らない方法をずっと悩んでいた。