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イケメンエリートの欠点
第3章 水の中での戯れ
「それとも玲那がして欲しかったのはこれじゃなかった?だとしたら、本当にもうやめようかー」
ーご飯、食べたいし?

極々微弱な力。

気まぐれに少し触れては、すぐに離れてゆく指。

その度にやるせない欲求を募らせていた玲那にとって、賢哉の発言は意地の悪い事この上なかった。

『もっと』と期待したタイミングで、なんの未練もなく自分を放置する彼に、もう何度泣きそうになっただろう。


『ご飯、食べようか?玲那?』


そんな気なんてないくせに、毎晩のように繰り返される戯言。

腹が立つけど、彼がその台詞を吐く頃にはもう遅い。

彼を拒絶するどころか、もう我慢出来ない身体になってる。

させられている。
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