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イケメンエリートの欠点
第7章 波乱の予感
「ん…だめ、ご飯ちゃんと食べてからだってば、んっ」

玲那は軽く拒否してみせるが、苺は好きな果物の主たるものであり、誘惑には勝てない。

強引に唇に押し付けられれば、ひとくちで頬張らざるを得なかった。

「玲那、頬袋に餌溜め込んだリスみたい」

右頬を膨らませながらもぐもぐする玲那に、賢哉は目尻を下げる。

「玲那、苺一個入れただけで頬っぺたぱんぱんだ。それが堪らなく可愛いんだよなあ」

「もー、私が食べてるとこなんて毎日飽きるほど見てるでしょ」

頬杖をつきながら自分を観察する賢哉を、玲那は軽くいなす。
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