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飛べないあの子
第5章 EpisodeⅤ
「大きいと思うけど、俺のでよければ貸すよ」
「うん。ありがとう」
慧は寝室に一旦戻り、再びバスルームに来た。
着替えを凛に手渡す。
「思ったんだけど、俺も一緒に入るってのは?」
「・・・・・・絶対だめ」
「どうして?」
どうせセックスするんだから良いだろうとでも言うように慧が言った。
凛はなぜ彼氏と一緒にお風呂に入ったりするのだろうと常々思っていた。
股やら脇やら顔を洗っている姿など無様なだけだ。百年の恋も冷めるんじゃないかと本気で思っている。慧となら尚更入りたくない。
「私、男の人とお風呂に入るの嫌いなんです・・・・・・」
「ふーん・・・・・・。温泉卓球の彼とも入ったことないの?」
「・・・・・・・ないよ」
慧は、もう一度ふーんと言うと去っていった。
凛は服を脱いですぐに浴室に入った。
「うわー・・・・・・広い・・・・・・」
長身の慧が寝転がれるほど浴槽が大きい。洗い場はなぜこの広さが必要なのだと首を傾げたくなるくらい広く、空間が落ち着かなかった。裸なので余計に心もとなく感じる。
確かにこれなら二人で余裕で入ることが出来るなと呟く。
慧と二人で風呂に入ることを想像してみる。
湯に浸かる慧のことは見てみたいが、自分のことは見られたくない。
複雑な心境だった。
凛はあれこれ考えるのをやめて急いでシャワーを浴びて浴室を出た。
慧が貸してくれたのは、ハムスターの時に慧が着ていた白いTシャツとディーゼルの黒のスウェットパンツだった。
Tシャツはやはりぶかぶかだった。スウェットパンツの裾をロールアップさせる。
髪を乾かしていると、空腹が最高潮に達していた。
慧とのセックスの不安はどこかえ消えて、早くピザが食べたいと考えながらバスルームを出た。
リビングのドアを開けると、ピザの匂いがして思わず反応する。
夜景を見渡せるように配置されたダイニングテーブルにピザが置かれていた。
慧は宴会の片付けなのか、食器を洗っていた。
「ピザの良い匂いがする・・・・・!」
「届いたよ」
慧は凛のために真っ白な綺麗な皿とフォークとナイフをテーブルに置くと、水をグラスに入れて手渡してくれた。
至れり尽くせりの対応に感激して凛は満面の笑みでありがとうと言うと、水を一気に飲み干した。
慧が凛の腰に手をまわして引き寄せる。
「うん。ありがとう」
慧は寝室に一旦戻り、再びバスルームに来た。
着替えを凛に手渡す。
「思ったんだけど、俺も一緒に入るってのは?」
「・・・・・・絶対だめ」
「どうして?」
どうせセックスするんだから良いだろうとでも言うように慧が言った。
凛はなぜ彼氏と一緒にお風呂に入ったりするのだろうと常々思っていた。
股やら脇やら顔を洗っている姿など無様なだけだ。百年の恋も冷めるんじゃないかと本気で思っている。慧となら尚更入りたくない。
「私、男の人とお風呂に入るの嫌いなんです・・・・・・」
「ふーん・・・・・・。温泉卓球の彼とも入ったことないの?」
「・・・・・・・ないよ」
慧は、もう一度ふーんと言うと去っていった。
凛は服を脱いですぐに浴室に入った。
「うわー・・・・・・広い・・・・・・」
長身の慧が寝転がれるほど浴槽が大きい。洗い場はなぜこの広さが必要なのだと首を傾げたくなるくらい広く、空間が落ち着かなかった。裸なので余計に心もとなく感じる。
確かにこれなら二人で余裕で入ることが出来るなと呟く。
慧と二人で風呂に入ることを想像してみる。
湯に浸かる慧のことは見てみたいが、自分のことは見られたくない。
複雑な心境だった。
凛はあれこれ考えるのをやめて急いでシャワーを浴びて浴室を出た。
慧が貸してくれたのは、ハムスターの時に慧が着ていた白いTシャツとディーゼルの黒のスウェットパンツだった。
Tシャツはやはりぶかぶかだった。スウェットパンツの裾をロールアップさせる。
髪を乾かしていると、空腹が最高潮に達していた。
慧とのセックスの不安はどこかえ消えて、早くピザが食べたいと考えながらバスルームを出た。
リビングのドアを開けると、ピザの匂いがして思わず反応する。
夜景を見渡せるように配置されたダイニングテーブルにピザが置かれていた。
慧は宴会の片付けなのか、食器を洗っていた。
「ピザの良い匂いがする・・・・・!」
「届いたよ」
慧は凛のために真っ白な綺麗な皿とフォークとナイフをテーブルに置くと、水をグラスに入れて手渡してくれた。
至れり尽くせりの対応に感激して凛は満面の笑みでありがとうと言うと、水を一気に飲み干した。
慧が凛の腰に手をまわして引き寄せる。

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