この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
喪服奴隷・七菜
第10章 奴隷宣言
沈黙の時間が続く。
七菜は意外と芯が強い。一度決めたことは頑なに守ろうとするし
古風なところがあり、約束もきちんと守るように育てられてきた。
『・・・わかりました。七菜はご主人様の奴隷です。
ご主人様が望むなら、どんなところで、どのようにしていただいても構いません』
省吾は七菜の前に立つと、愛犬にするように頭を撫ぜて
「あははは、いい心がけだ。今日のところは勘弁してやろう。ただし2度目はないぞ。
それよりお前の言葉でいいことを思いついたんだ。ついてこい」
というと、七菜の手を引っ張ってリビングに戻る。

途中で洗面所に立ち寄ると、バスタオルを1枚肩に引っ掛ける。
ベランダに通じる窓のカーテンを開けると、引き戸鎌錠を外す。
「さっき、他の部屋ならどこで何をされようとかまわない って言ってたよな」
七菜の顔が青ざめる。
窓を開けると、爽やかな初秋の風が部屋に舞い込んできた。
「七菜、ベランダに出るんだ」
七菜がおそるおそるベランダに出ると、柵は腰の上あたりまでしかない。
省吾もバスタオルを肩にかけて後に続く。

「こっちを向いて、そこに立ちなさい」
七菜は振り向いてベランダの中央に立つ。
省吾が見立てたのは赤のベビードール。かなり薄い布地で、全裸とほぼ変わらない。
本来なら同型のパンツもセットになって売られていたのだろう。
だが、省吾が七菜に与えたのは。上のパーツでしかない。
上のパーツは、まるでピスチェのように臍の上までしか丈がない。
淡い毛が、風にそよそよと泳いでいる。
あどけない七菜の顔に、娼婦が着るような真っ赤なピスチェ。
不釣り合いなだけに、よけいに淫靡さを纏わせる。
/177ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ