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ディープフォレスト
第2章 回帰


二人が
抱き合ったまま
見つめあっていると

大きな咳払いがした。


驚いて振り向くと
ババたちがいた。


「ババ様!」

「……大ババ様からのお言葉を預かってきた」


アキトとエバーは
パッとお互いを離す。


「大ババ様が?」

「……何日も待たされるかと思った」


思いの外
早い大ババの決断に

エバーは
再び不安そうな顔をする。


「アキトよ。お前はフォレスト様が我らに遣わせた希望だ。この世界にはもはやお前以外の男はない」


アキトは
握った拳に力がこもる。


「フォレストの意思かよ……」


「不服か?しかし事実である。フォレスト様によりお前は保存されていた最後の種子」

「保存?」


エバーが
微かに声をもらす。

難しい話を
うまく理解できずにいる。


「そんなこと、どうだっていい。オレの質問には答えなかったのかよ」

「悪魔など、」


一際大きな声で
ババは叱るように言った。


「最初からおらぬ!」


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