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ディープフォレスト
第2章 回帰


「私、アキトが好き。すごくすごく大好き。こうしてるとドキドキして止まらないの」


アキトの胸にもたれ
エバーは目を閉じた。

どちらのものかもわからない
心音が聞こえる。


「ずっと私といてくれるかな。大ババ様の言葉は絶対なの。他の皆だってアキトといたいはず。私、私だけこんな……」

「エバー」


エバーの肩が震えていた。

色々な不安で
胸が押し潰されそうになり

ただアキトにすがっていた。


大ババの言葉を待つのは
何もアキトだけではない。

エバーの儀式を
中断させたのは
アキトだ。


アキトは
エバーの髪を撫で

震える肩を
背中を撫でた。


「心配するな。エバーにはオレがついてる」


成り行きとは言え
儀式の邪魔をした
責任がある。

それに
アキトも
エバーが大好きだった。


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