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ディープフォレスト
第1章 儀式
「アキト。胸がドキドキして苦しい」
「うん」
額をあわせると
前髪が目にかかり
伏し目がちになる。
目の前の
唇ばかりが
気になって仕方ない。
「ね。さっきの……」
口から漏れる
熱い息が
混ざりあう。
「キス?」
「うん…」
優しく触れる唇が
音をたてて
すぐに離れた。
一瞬だけの
柔らかい唇の感触。
エバーが
追いすがるように
アキトの首に腕をかけて
少し背伸びをすると
今度は
深い口づけをされた。
「ぁん」
撫でられて
背筋がゾクゾクとする。
絡み合う舌に
目眩を感じた。

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