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ディープフォレスト
第1章 儀式


「そう言えばあなたの名前……」


まだ聞いていなかったと
エバーが呟く。


「アキト」

「あきと……?」

「『夜明け』っていう意味」


アキトは
エバーの目元に張り付いた髪を
指先で
優しく剥がしながら

いろいろ
思い出してきた記憶を
頭の中で整理した。


「アキト……」

「身体は大丈夫か?エバー」

「うん…?なんかボンヤリする。それになんだか熱くて落ち着かない」


ポソポソと呟いて
エバーは首を傾げた。


「どこかで身体を洗おう。さっきの白い粉が多分原因だ」

「泉にいく?」

「あぁ。連れてってくれ」


二人は
手を繋いで
ゆっくり泉へ向かった。


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