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ディープフォレスト
第4章 言霊
その腕に
柔らかなエバーを抱きながら
アキトは
幼なじみの
少女を思い出した。
「オレたちがフォレストと戦っていた頃、仲間のリコがこんな世界を夢見てた」
襲い来る幸福感は
同時に罪悪感でもある。
こんなふうに
幸福であって欲しかったのに
この世界に
その少女はいない。
自分だけが
のうのうと幸福に浸るのは
罪悪にしか思えなかった。
「りこ……」
耳にした名前を
エバーが呟く。
「私たちのお母さんと同じ名前」
何を言われたのか、
アキトの思考は止まった。

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