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ディープフォレスト
第3章 命題
(はたから見たら、どうしたってアレだろ、手縛って女の子をあんあん言わせてる時点でダメだろ)
アキトは内心
穏やかではない。
つい昨日も
タァーナとの過ちに
うちひしがれた
ばかりだというのに
さっそく
次の過ちをおかしては
もうさすがのエバーも
許してはくれまい。
何とか必死に
理性を保とうとするが
体を擦り寄ってくる
リシュのせいで
ムラムラするのもまた
事実である。
「次は頭!その頭はないだろ」
アキトは乱暴に
リシュの顔と頭を
ザブザブと洗った。
髪は絡まってしまって
まともに洗えない。
「あとで誰かに切ってもらうか……」
アキトは
諦めてため息をついた。
すっかり
小綺麗になったリシュは
それなりに
可愛い顔立ちをしていた。
まるで捨て猫に
なつかれたような気分で
どうしたものかと考える。
「エバーたちを襲ったりしなきゃいいんだがな」

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