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愛おしいキミに極甘な林檎を
第66章 番外編:愛の行方
土曜日。私とソラ先輩はおじいちゃんの家に行った。
玄関にあるインターホンを押すと理人さんがやってくる。
ホッとしたような笑顔で迎えてくれた。
「おふたりとも、来てくれてありがとうございます。
今日はご馳走を準備していましたよ」
小さな盆栽が飾ってある広い玄関、ワックスでピカピカになっているフローリング。広い廊下はきれいに片付いている。
この豪邸に住んできた頃が懐かしくなる。
高そうな木の長テーブルがおいてある茶の間に行くと、美味しそうな料理が並んでいた。
寿司、だし巻き卵、ゆで卵が入ったマカロニサラダ、ローストビーフ、生ハムが巻かれたアボガド……。
お茶とジュースも用意されている。
まるでパーティーみたいだ。
「いらっしゃい。風子ちゃん、彼氏くん。
お寿司以外は全部、理人くんと那砂が作ったのよ。すごいでしょ」
那砂さんが取り皿と割り箸を持って、台所の方からやってくる。
「わぁー!どれも美味しそうです!」
「そうだね、風子。理人さん、那砂さんありがとうございます」
「いいんですよ。僕が誘ったんですから」
「まったく。理人くんったら、料理を手伝おうとした那砂を追い出そうとしたのよ。ひどくない?」

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