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愛おしいキミに極甘な林檎を
第44章 愛の結晶

「寧ろ見られてもいいんじゃない?それほど仲がいいんだって分かるだろ」
「あははっ、ソラ先輩のご両親も仲がいいですよね」
「小さい頃からずっとあんな感じだから子供としては見ていて恥ずかしいんだよ」
「素敵な夫婦愛だと思いますし、ソラ先輩と昴くんは二人の愛の結晶って感じがします」
「……面白い事を言うね。いつか俺もそういう事を思える日が来るのかな」
肯定する言葉を声に出そうと思った時にはもう一度キスを落とされていた。
それから照明を消されて暗くなった中でソラ先輩は唇で私の唇を塞ぎ、愛でるように体に触れてくる。
彼氏の実家に始めて来て借りてきた猫のようになっていたのに、肌を滑る指先にゾクゾクして淫らな女に変えられていく。
「あぁっ……、んっ……」

