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蜜会
第3章 溢れる
 こうして下着の上から割れ目を触られ続け、パンティーを下ろして「ほら」とそれを見せられたら、「やぁ!」と私は声を出してしまった。

 だって……クロッチ部分がべったり、半透明の液で濡れているのが一目瞭然だったから。


「こんなに感じて、悪い子だ」


 愉快そうに、安宅さんが自分も脱ぎ始めた。

 ああ、思った通り。シャツの中から出てきたのは、スポーツで鍛えている引き締まった素敵な躰だ。


「悪い子、好き?」

「大好きさ、ほら、こんなになっちゃうほど」


 そうしてジーンズとトランクスから出てきたモノ……安宅さんのおチンチンは、予想よりも大きくて、四十代なのにすごい角度で上を向いていた。


「悪い子に、たくさんお仕置きしてあげなきゃね」


 そう言ってシングルベッドに、仲よく並んで寝ころぶ。

 狭いので、自然と密着する。

 私の太ももに安宅さんの大きくなったモノが当たっている。

 こわごわ手を伸ばして触ってみると「触ってくれるの?」と嬉しそうにそれまで胸に向いていた視線をこちらに飛ばしてきた。


「え……どれくらい大きいのかなって」

「そっか。満足できそう?」

「わかんない……」


 ごまかしたけど、太さもけっこうあるのですごくドキドキした。

 きちんと皮は剥けてるし、硬さがある。

 四十代の人とするのは初めてだけど、こんなにちゃんとギンギンに上を向いて勃起するものなんだ。

 なぜか、おじさんのモノはシワシワでしぼんで小さい……みたいな先入観がずっとあった。

 ……だって、見たことなかったんだもの。
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