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秘花~王太子の秘密と宿命の皇女~
第26章 喪失、そして愛、ふたたび
 スエンの話では、この家の近く、つまり町外れまで探索の手は及んでいるという。最初は都の中心を探したが、見つからないので捜査の網をひろげたということだろう。



 煙が上がって眼をつけられたくないというので、夕飯時、火をたくこともできない。灯りも極力落として、目立たないようにした。





 その日の夜は干しパンと干したナツメヤシ、燻製肉と冷めたスープが並んだ。どれも保存食ばかりで温かいものではないが、夏陽城きっての名料理人と呼ばれたスエンの作ったものだけに、冷めていても十分に美味しい。
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