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終わりの向こう側
第2章 母の生き様

母「もし、半年待って
提出さなかったら、お父さんが
許してくれると思って
帰るつもりだった。
でも、お父さんは離婚届を出した。
それで踏ん切りが着いたの」
私「あれは母さんを思いやっての事だよ。
父さんは決して母さんを嫌になった
わけじゃない」
母「そうだろうと思った。でも、
それが切っ掛けになった事には
変りは無かったわ。
離婚届が提出された事で
私は自由の身になった。
沢木君の真剣な心に触れて私は
沢木君と一緒に人生を歩む事を
決めたんだ」
私「・・・・。」
母の決断に私には是非は無かった。
感情はあったが
とやかく言えないと思った。
だから何も言わなかった。
提出さなかったら、お父さんが
許してくれると思って
帰るつもりだった。
でも、お父さんは離婚届を出した。
それで踏ん切りが着いたの」
私「あれは母さんを思いやっての事だよ。
父さんは決して母さんを嫌になった
わけじゃない」
母「そうだろうと思った。でも、
それが切っ掛けになった事には
変りは無かったわ。
離婚届が提出された事で
私は自由の身になった。
沢木君の真剣な心に触れて私は
沢木君と一緒に人生を歩む事を
決めたんだ」
私「・・・・。」
母の決断に私には是非は無かった。
感情はあったが
とやかく言えないと思った。
だから何も言わなかった。

