パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第18章 水心あれば魚心

恋人になってからのデートは今日で二回目
前回の動物園デートも楽しかったけど、楽しすぎたけど！！

ちょっぴり・・・幼馴染の延長の様だった

え？
不満とか、そんなんじゃないよ！！
直哉と恋人同士になって、デートが出来たって事が嬉しかったんだし！！

ただ・・・幼馴染の期間が長すぎて・・・恋人への準備にどうすればいいのか・・・
って思ってたのは事実で・・・

そしたら宝が多田君と！！
って・・・

そしたら私たちも！！
って・・・

奥手な直哉を・・・どうにかして幼馴染以上に私を思ってもらいたくて・・・

ずるいよね。
ごめんね？宝・・・多田くん。

私ね？実はね・・・？ほんとの事言うとね？
このはが・・・羨ましかったんだぁ・・・

ほら？
先輩のこのはに対する愛情がさ？
私達には無いって言うか・・・
何だか、少女漫画の様な世界で・・・

私の直哉に対する気持ちは変わらないのに・・・
どんどん膨れあがるばっかりなのに・・・
羨ましくなっちゃったんだよね・・・

勿論！！
直哉が先輩であったらとか？
直哉が大人だったらとか？
そしたら、私の胸のモヤモヤを理解ってくれるんだろうなぁ・・・とか？

・・・すいません
・・・ごめんなさい

少しは思ってました

でもね？
やっぱり、どれだけこのはを羨ましく思っても直哉じゃなきゃ・・・嫌なんだよ・・・

ああ！！もうっ！！
白状しますよ！！
直哉が直哉で居てくれて、このはみたいに先輩に愛されたい！

ぶっちゃけちゃえば・・・
ぶっちゃけますよ！！
ぶっちゃけた私の本音だから（脳内の）
言いますよ・・・
考えてますよ・・・

宝の事なんて責められない

私だって大好きで・・・大好きな・・・直哉と・・・

もっと、もっと・・・もぉっと！！
イチャイチャしたいんだよ！！

だから・・・
こんな事・・・
ちょっと・・・エッチな・・・考えを・・・してる・・・私の事・・・を・・・
嫌いにならないで。

恋人同士なのに・・・
直哉に私を夢中になってもらいたくて・・・

どうしたら私の思いが伝わるんだろう？
どうしたら私が大好きだって理解してくれるんだろう？

だからね？
直哉が私に・・・
これまでとは違うキスをしてくれたのが堪らなく嬉しかったんだ
本当にね？
本当だよ？
嬉しかったんだぁ・・・
直哉の震える舌が・・・
私に合わさったのが・・・