この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛されたくて ~わたしってイケナイ人妻ですか?~
第12章 マリ…2度目の約束

マリの手に促されるまま
大きく脚を開いて
マリが入ってくるのを
今か今かと待っているのに…
マリは私の首筋から胸元に
キスの雨を降らせながら
その細い指で
ゆっくりと私の花びらを
くすぐったりして
なかなか入れようとはしなかった。
ときどき
指を中に挿し入れて
様子をうかがっていたのは
私の準備が出来ているのか
確かめていたのだろうか?
やがて…
硬直したものが
私の太ももに触れた。
と思った次の瞬間
奥まで一気に突き上げられる。
入り口がキリキリと痛むほど
大きく硬くなったものが
容赦なくその部分を拡張していく。
すっかり根元まで収まっても
まだ入り口の部分に痛みがあって
待って…
と言おうとしたとき
マリはゆっくりと動き始めた…。
私が痛がっていたのを
マリは見抜いていたのか
一度は奥深くまで押し込んだものの
いったん腰をひいて
入り口部分だけを
ほぐすように
浅くゆったりと動いてくれた。
『みゆき
力を抜いて…
でないと
奥まで入れられない』
弱く…強く…
浅く…深く…
マリの動きによって
わずかにあった痛みは
とろけるような快感に変わっていった…。
「あぁっ、あぁんっ…」
マリの打ち寄せる
リズムに合わせて声が漏れる。
幾度となく押し寄せる
快感の波に翻弄されながら…
私がどれだけマリのことを
好きになっていたのかを
今更ながら思い知らされた。
私の中の幾重にも重なる
ヒダの隅々までもが
マリの温もりを感じて
悦びに震えている。
私はマリの首に手を回すと
自分から愛しい唇を求めた。
少し厚みのある
マリの唇に触れていると
ふいに強い痺れが身体を貫いた。
「…マリ
ダメ…もう」
まだマリが達していないというのに…。

