この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
国王の契約花嫁~最初で最後の恋~
第3章  〝本の虫〟と呼ばれる少女
 サムジョンが唾棄するように言い放った。

「朴なんて姓はこの都中だけでも掃いて棄てるほどある。どこの朴か、俺は知らんぞ」

「どこの朴氏ゆかりの者かを私自身もそなたに告げるつもりはない。さりながら、名乗らぬ卑怯者にはなりたくないゆえ、先に名乗ろう。私の名前は李幹(イ・カン)だ」


 サムジョンがゲラゲラと笑い出した。癇に触る笑い声だ。


「なるほど、ありふれた名前だ。俺は金サムジョン、父は右議政をしている」
/3391ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ