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優しいヒトに虐められてます。
第7章 おねだり

「触っても、いい?」
彼が尋ねる。
いちいち聞かなくてもいいのに。
そのたびにハルは恥ずかしさを堪えて
答えなくてはならない。
まさかそれも意図的!?
と考えてみるが、ハルは彼ほど
相手の心を読むことはできない。
仕方ないので、とにかく頷く。
「でも、あんまり強くは……」
「うん。わかった」
やはり彼の甘い囁き声からは
何も読めない。
ただ、彼の吐息が肌に直接
感じられるたびに、身体がじんわりと
熱を帯びるだけだ。
彼の指が、胸の横側を優しく触れてきた。
「ん……」
微かにビクッとし、鼻声のような
甘い吐息が漏れてしまう。
胸の横側から、周りをなぞるように上へなでる。
親指が胸の下側に触れた。
彼の優しい手触りはくすぐったくもあるが
大切そうに触れてくれるその優しさが
嬉しくて、気持ちよくもあった。
彼が尋ねる。
いちいち聞かなくてもいいのに。
そのたびにハルは恥ずかしさを堪えて
答えなくてはならない。
まさかそれも意図的!?
と考えてみるが、ハルは彼ほど
相手の心を読むことはできない。
仕方ないので、とにかく頷く。
「でも、あんまり強くは……」
「うん。わかった」
やはり彼の甘い囁き声からは
何も読めない。
ただ、彼の吐息が肌に直接
感じられるたびに、身体がじんわりと
熱を帯びるだけだ。
彼の指が、胸の横側を優しく触れてきた。
「ん……」
微かにビクッとし、鼻声のような
甘い吐息が漏れてしまう。
胸の横側から、周りをなぞるように上へなでる。
親指が胸の下側に触れた。
彼の優しい手触りはくすぐったくもあるが
大切そうに触れてくれるその優しさが
嬉しくて、気持ちよくもあった。

