この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
王子様は、きらきら星の住人
第2章 十六歳の誕生日
「水波ーー!寝てるのかーー?」
少しくぐもった聞きおぼえのある声が頭上でする。
寝てるのか、も何も。今日の最後の授業からホームルームが終わった今まで真由はずっとこの格好でいるのだ。
そんなことわざわざ聞かないでよね、と思いながら、真由は狸寝入りを続行する。
「細井(こまい)、そいつに声をかけても無駄だぜ?いい加減諦めろよ」
違う声。この声の主は米田(こめだ)。
クラスメイトには「こめちゃん」と呼ばれているけれど、真由は彼の下の名前をいまだに覚えられない。
「えーーだって、水波ってよく休むし、学校来たときに話さないと、次はいつになるかわからんじゃん」
言い返したのは細井修二郎(こまいしゅうじろう)。
細い、とも読める苗字なのに体形は真逆で、学年一の巨体を誇る男子だ。
少しくぐもった聞きおぼえのある声が頭上でする。
寝てるのか、も何も。今日の最後の授業からホームルームが終わった今まで真由はずっとこの格好でいるのだ。
そんなことわざわざ聞かないでよね、と思いながら、真由は狸寝入りを続行する。
「細井(こまい)、そいつに声をかけても無駄だぜ?いい加減諦めろよ」
違う声。この声の主は米田(こめだ)。
クラスメイトには「こめちゃん」と呼ばれているけれど、真由は彼の下の名前をいまだに覚えられない。
「えーーだって、水波ってよく休むし、学校来たときに話さないと、次はいつになるかわからんじゃん」
言い返したのは細井修二郎(こまいしゅうじろう)。
細い、とも読める苗字なのに体形は真逆で、学年一の巨体を誇る男子だ。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


