この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
熱・愛・契約~熱・愛・事変
第3章 混・乱・事変
「――っ!」
額に冷たく濡れた感覚――というよりも痛い。かなり暴力的な刺激で堺は夢から目覚めた。
身体を起こすとジャラ、という音と共に氷の入ったポリ袋が膝の上に落ちた。
「あら、お目覚め?」
ペコが体温計を手に簡易ベッドの傍らに立っていて、堺は思わず「きゃ――」と叫び毛布を頭まで被った。
「失礼しちゃうわねええ!暑さで倒れた部下を見舞ってる心優しいペコ様をまるでお化けを見たみたいに――っ」
「ひいっ!あ、ありがとうございます――っすいません――っ」
毛布をひっぺがそうとするペコに、堺は情けない声で言った。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


