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熱・愛・契約~熱・愛・事変
第2章 出逢い、夏フェス
――夜空に瞬く星座は 見えていても
今そこにあるのかなんて わからないでしょう?
私だって 早く捕まえないと 消えちゃうか・も・よ
麻哉と夏、和希が向かい合って掌を合わせながら笑顔で歌い、他のメンバー達が華やかなダンスで曲を盛り上げ、観客達のボルテージも最高潮になり轟くような声援が会場に響いている。
胴上げされながら辛うじて意識を保ちながら、堺は誰にともなく呟いた。
「……さっき……の彼女の名……前は」
「えっ?知らないんですか?……美佳原しのですよ――」
呟きを拾った一人のスタッフが答えると、堺は朦朧とする意識の中をさ迷いながら譫言の様に言った。
「し……の……」
「えっ?」
スタッフが聞き返すと、堺は眠りに落ちていた。

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