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熱・愛・契約~熱・愛・事変
第8章 愛の巣
堺は「どっこいしょっ」と気合いを入れてーーそう口にしてから
(しまった、まるでこれじゃあ疲れた中年みたいだ……また呆れられる)と、せめて機敏な動きで身体を起こそうとしたのだが、それが失敗の元だった。
両腕を力一杯振ってその勢いで起きようとしたーー筈なのに、何故か大きく跳躍してしまい、勢いでしのを突き飛ばしてしまう。
「うわあああああっ」
「きゃっ」
倒れかかるしのを抱き留めようと手を出すが、しのの肩を強く押してしまい、彼女はベッドへと沈み、堺も一緒になだれこんだ。

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