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熱・愛・契約~熱・愛・事変
第7章 女帝との対面
「こ……んな」
中には見るに耐えない卑猥な言葉などもあり、堺が憤りを感じ思わず声を上げると、小百合は身を屈めて堺の目線と同じになって眉を寄せて微笑んだ。
「あの子、オリオンを芸能界で一番のグループにするんだって、デビューした時に物凄く意気込んでてね、頑張り過ぎたのよ……そつなくいろんなことが出来る子だし、リーダーにして間違いはなかったと思うわ。でも、一部の人達にはそれが面白くなかったみたいね……それに、私の娘だっていう事が悪い方に影響してるの」
「悪い方にって……」
「母親の力でグループのセンターにしてもらった……ていう風に思われてるのよね」
小百合は肩をすくめ、堺に背を向けて食器棚からワインのボトルとグラスを二つ取り出し、金色に輝く液体を注ぐと堺にグラスを差し出した。

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