この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
熱・愛・契約~熱・愛・事変
第7章 女帝との対面
「あっあの……っ」
「まだ呑み込めない?……しのの愛人になって下さらないかしら、というのはお願いでなく命令よ」
小百合は堺のパジャマの前を掴み引き寄せ、鋭い眼光で彼を射抜いた。
「め……命令ってそんな」
唖然とする堺は開いた口が塞がらない。
「しのはね、強く見えても脆い子だって言ったでしょ?」
「そ……それはわかるような気がしますけど……だからって何故そんな」
「あの子を支えるのよ、貴方が」
「……?」
「しのは、強気なリーダーを演じているけど……あまりにもその演技が達者すぎて……一部のファンからは憎まれているの……それが心配なのよ」
堺はフェスでの出来事を思い出す。ステージに向かって熱狂の声をあげる沢山の客達の中に、異質な物が存在していた。しのに向かって「飛び込め」と煽っておいて、飛び降りたしのを受け止めようとしなかった。明らかに、彼女に悪意を持っている者達が居るのだ。
嫌われている、ではなく「憎まれている」と小百合は言ったが、確かにあの行為には憎しみが感じられる。
「まだ呑み込めない?……しのの愛人になって下さらないかしら、というのはお願いでなく命令よ」
小百合は堺のパジャマの前を掴み引き寄せ、鋭い眼光で彼を射抜いた。
「め……命令ってそんな」
唖然とする堺は開いた口が塞がらない。
「しのはね、強く見えても脆い子だって言ったでしょ?」
「そ……それはわかるような気がしますけど……だからって何故そんな」
「あの子を支えるのよ、貴方が」
「……?」
「しのは、強気なリーダーを演じているけど……あまりにもその演技が達者すぎて……一部のファンからは憎まれているの……それが心配なのよ」
堺はフェスでの出来事を思い出す。ステージに向かって熱狂の声をあげる沢山の客達の中に、異質な物が存在していた。しのに向かって「飛び込め」と煽っておいて、飛び降りたしのを受け止めようとしなかった。明らかに、彼女に悪意を持っている者達が居るのだ。
嫌われている、ではなく「憎まれている」と小百合は言ったが、確かにあの行為には憎しみが感じられる。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


