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熱・愛・契約~熱・愛・事変
第6章 身体が先か、恋が先か――
夢中――?
その言葉にしのの身体の最奥が甘く疼き、ときめいた。
この人は、私に夢中になってくれるのだろうか。
そして私も同じ様にこの人に夢中に――夢の中と書いて夢中。夢の中に放り投げられたように自分を見失い、その心地好い甘さに酔いしれるのだろうか?
でも、夢はいつか醒めてしまう。
どんなに愛し合って結ばれた恋人たちだって、何かの切っ掛けで呆気なく離れてしまう――そう、両親のように。
しのはそんな思いが頭の中に過るのを首を振って打ち消す。
その仕草を見た堺は、それが彼女の了承のサインだと受け取り、微笑みと共に彼女の唇にキスを落とした。

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