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契約的束縛ー羞恥公開調教
第24章 男達の心と覚悟



信用して良いんだよな仁科の事。
アイツが、俺達の事を裏切る筈が無いって。


そして美波も、ちゃんと説明してくれるんだよな??



「・・・
戻るぞ宮野・・・」


「ああ‥‥
主催を待たないと・・・」


「そうだ‥‥」


答えてくれるって信じてる俺、仁科は絶対嘘を言わないって。



「・・行こう、本郷さん」


「落ちるなよ?」


「分かってら!」


屋根の上から屋根裏部屋に下り、そのまま仕事部屋に向かう。
仁科からの説明と、主催から連絡があると信じて・・・・・








「仁科さん!!」


下に下りてから一生懸命走って、庭でただ空を見上げている仁科さんに、漸く追い付いた。



「美波、まさか飛び降りたんですか!?」


「はい、私にも出来ると言ったのは、仁科さんです」


「・・そうですね・・」


仁科さんは、暗い表情で私に振り返る。
今にも泣きそうな顔、こんな時の仁科さんは、何かを抱えている時の証。



「・・・・・」


聞かなくても、答えなんて分かってる。
先ほどの電話、仁科さんが言った通り、ああまで強制的な仁科さんって無い。
仁科さんから見せて貰った記憶の中にも、殆ど無かった。


それだけ仁科さんが本気で焦った証拠、命令と言ってまで、東条海里の行動を止めたかったんだ。



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