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恋いろ神代記~縁離の天孫と神結の巫女~
第9章 穂向け
 地位が無いからこそ一歩下がって神や巫女らを眺めている匠達は、“童”らの心境もよく理解している。
 童は自らの道を選び取る自由を与えられているが、やはり主と禊を持つ童は序列など関係なく自身の主と禊を一番に誇るものなのだ。それが行き過ぎればいさかいにもなるし、今回のことは火種となってしばらくは燻るだろう。
 しかし──誰が何と言おうと、これを纏うに己が主以上に相応しい者はいない、と童は粒を星々に透かす。
(またいつか……神依様のために磨きたいな)
今度は全部一人で、そしてそれを心から誇れるように。
 そう思いながら比較的大きさのあるものから選んで拾うも、それは隣にいる子龍との競争だった。
「お前、そんなに食べて大丈夫なのか?」
童の言葉に、子龍は石を取られると思ったのか慌ててくわえていたそれをごくりと呑み込む。
 「──より様? ……神依様!!」
「!」
そんな中、家から禊の切羽詰まった声が聞こえてきて童も慌てて縁側に駆け上がった。そしてそのまま礼も何も無く主の居室に転がり込めば、朝からずっと意識が無かった神依がうっすらと目を開いていた。
 「……み、そぎ。わらべ?」
「……神依様」
「姉ちゃん~……」
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