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恋いろ神代記~縁離の天孫と神結の巫女~
第23章 天地開闢
信仰されなければ存在すら希薄になり、それを怨めば別のものに歪んでいく。或いはあの大蛇を泥にも鉄にも見たように、自分もまた、人間から見れば各々違う姿に見えるのかもしれない。
 (……だとしたら、俺はまだ罪人のままなのだろうか。それとも……こんなふうに、再び女を求める姿を……誰かには、赦してもらえるのだろうか……)
そんなことを考えながら焦点をぼかして神依を眺めていれば、女の右手が優しく神依の頬を撫で、それから何かを探すように胸、腹とその稜線をなぞっていった。
 それからふと何かに気付いたように下腹部で手を止めると、また何かを辿るように頭の方に戻る。それから胸元に提がっていた水晶の勾玉を一度手に取ると何か合点したように表情を変え、それを置くと首や鎖骨の辺りを撫でた。
 「……ッ!!」
そして、次に女神が行った行為に日嗣は驚愕して息を呑む。
 女神が神依の胸元から何かをすくうように手のひらを上に返すと、その指先に身が捩れた蟲のようなものが現れ──それをずるりと持ち上げると、事もあろうに獣の如く食んだのだ。
 日嗣が思わず立ち上がれば、女神は袖で口元を拭い、その──噛んで千切れた蟲の「先」を、大事そうに抱いた。
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