この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
《愛撫の先に…②》
第15章 握る小さな手…
相沢に怪しまれながらも沈黙かそそくさと逃げるかのどちらかになる。

数週間、1か月と過ぎ小玉のすいかを服の中に隠したようなお腹になってくると誰がみても妊娠しているのだとみてわかる。
服もマタニティで椅子に座ってのパソコン業務もお腹をかばうようにしながら打つのも体勢的に難しくなって、資料やボールペン等を床に落としたりすると拾うのもひと苦労で手をのばそうにも届かない。

すかさず隣の席の社員が拾ってくれたりする。
なぜならば陽子のデスクと奈々美のデスクとは離れていたりするのでみるに見かねてというわけだ。

そして更にお腹が大きくなった奈々美は産休に入る為に会社を長期間休むまでに月日が過ぎていった。


✜ ✜ ✜

とある週末の昼、2008。

スマホで何やら検索をしている奈々美は休憩になった結城が部屋に入ってきたのにも気づかないでいた。

『どうしょうかな…』
呟く彼女。

『何が?』
彼女が座るソファーの側にひざまずき顔を覗き込む結城。

『わっ…啓輔さんっ…ごめ…帰って…もうお昼なんだ』
顔を覗き込まれスマホを落とし手をのばすが更に大きくなったお腹の為に動作が思うようにいかない。

『身重らしくなってきましたね…スマホ何をみていたのです?イーオ〜ンの?』
手にとり開いていたページに戻して渡す。

『赤ちゃんの服が可愛くてついみてたら欲しくなって…初夏祭りセール明日までのお祭り価格で30パーセントオフなんだって…明日までのセールなのに今日みても遅いよね…』
残念とばかりに苦笑する。
身重でなければ身軽な体型であればこういうセール等すぐさま出かけて行くのに、と思う自分もいる。
身重では移動するのにもバス等人とすれ違いざまに身重である為に思うようにかわせない・動くのにも時間がかかるというわけだ。
そして例え10〜15分であれつり革につかまって揺られるのもよろけそうでためらう。

『どこのイーオ〜ン?全店舗での売り出しなら近くのイーオ〜ンでもいいわけですね、行きましょう、奈々美』
先ほどネクタイをゆるめようとしていたが行くと決めたなら身なりをととのえ奈々美の手をとりゆっくりと立たせてやる。

『啓輔さんジムは?お昼ご飯は?あたしが勝手にみていただけなのに……』
奈々美は申し訳なさそうにうつむく。

『悩むくらい可愛い服があったのでしょう』
笑みを浮かべ車のキーを手にする。
/461ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ