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身体交姦 〜由美と朋子の物語〜
第2章 夜這い 由美の物語
なんでこんなブラをしているのか。

朋子を恨みたい気持ちになる。

そのブラジャーに欲情をそそられたようにさらに遮二無二藤井は由美に胸に
舌を這わせ続ける。

あくまでも手を使わず、歯と舌でぎ強引にブラジャーをずらし、カップと肌の間に
ヌメヌメとした軟体動物のような舌を割り込ませて来るその様子は飢えた獣の
ようだ。

その舌の動きが微妙に乳暈をかすめ、乳首を追い求める。

ぞわぞわとした感触の中に潜む甘い感覚に由美は戸惑い始めていた。

(もしかして、感じているの?こんな男の舌で感じるなんて、ダメよ由美。)

その感覚を否定しようと必死で唇を噛む。

そんな由美の思いを裏切るように侵入した淫猥な舌先は由美の性感を捉えようとしていた。

ほんの一瞬舌先が乳首を擦る。

「ひゃあ…」

情けないほど頼りない声を由美は上げてしまった。

まるで女の性の神経を直接舐め上げられたような感触だった。

普段夫としていてもこれほど感じることはないのに…。

由美は混乱し始める。

その反応を見てほくそ笑むように藤井は嵩にかかって舌をねじりこみ、由美の先端を
虐め始めた。

ああ、こんなことされて気持ちいなんて私はどうしてしまったのか。

そう思いながらも由美の口からは小さな喘ぎが漏れ続ける。

「ああん、あああん…」

舌が触れるたびに脊髄から由美の脳に甘美な刺激が絶え間なく送られ、由美の両腕は抵抗する力を失いつつあった。

「相変わらず朋子は敏感だよな。」

そう藤井が口にした時由美はあることに気づいた。

そうか、これは朋子の感じ方なのだ。

男性経験の少ない由美に比べ多くの男性と体を重ねてきた朋子は今までも多くの武勇伝を由美に
聞かせてくれた。その開発された体の感じ方が今の由美の感じ方の原因なのだろう。

「今日は例のやつ持ってきたぞ朋子。前から朋子が使いたがってたやつ。」

そう言いながら藤井はようやく由美の両腕を解放した。

由美は力なくグッタリと横たわり顔だけを必死で藤井から逸らす。

感じている顔をこの男に見られるのだけは嫌だった。

「奥さん、よがり狂わせてやるよ」

再び陵辱者役に戻った藤井はズボンのポケットからあるものをとり出した。

そして由美のそらした顔を無理やり正面に向かせ、目の前に突きつけた。


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