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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第8章 NASAの敏腕女史2-勧誘は危険と隣合わせ



「私は、それで普通だと思う…
やっぱり、ちゃんと使える場所で使って欲しいって思うもの……」


「ああ……」


部屋から夜景を眺めて、紀永は何を考えているんだろう?


あんな‥半分殴り込みみたいな事を成功させたというのに、紀永の顔は複雑そう‥何を思っているの??



「・・紀永・・」


まだ痛いだろう右腕を避け、左側からさり気なく紀永の肩辺りに、顔を付けてしまう。



「・・米国も今日で最後‥か……」


「明日の午前中だったよね?」


「ああ…
また暫く、こうして美紀の顔が見れないのだね……」


紀永の方も、ぁたしの腰に手を回して抱き締めてくれる。



「うん…
でも、米国まで来てくれた事、感謝しているよ…
それに、助けてくれた事も……
紀永は何時も、私が本当に困った時に現れて、凄い方法で助けてくれる」


「当然…
私には美紀以上に大切なものは無い、昼間の事も私がやりたいからやった……
私が居る内に、全てが終わって良かった」


「それは‥‥‥うん‥‥‥」


色々聞こうと思ったけど、聞かない方が良い時だってあると思う。


大切な‥なんて言われたら、聞くに聞けないし……



「流石にオリバーの"お父さん"発言には参ったがね…
言われ馴れないせいか、私の心のせいか、全く"お父さん"という感覚は無かったよ」


「私も…
"お父さん"と言われたら、倉原の方を思い出すし……
紀永は紀永って感覚だもん」


実の親子だとは理解しているよ…
だけど"お父さん"は倉原父で、紀永は父親だけど"お父さん"とは別の存在だと思う。


紀永の言う通り、心は父親というより恋人‥愛する存在であって、恋をしていたい存在…
だから余計に"お父さん"という感覚に違和感があるんだと思う‥ぁたしも紀永も……


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