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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第27章 切ない光のエトセトラ~cf.2~

なんだろう…この気持ち…
このモヤモヤするような…
苛々する…
訳の分からない感じは特に嫌いだ…ッ
そうして頭を掻いているとマネージャーに声をかけられた。
「結翔さん?今朝から全く色々な結翔さん見てますけど大丈夫ですか?」
「…あぁ。」
「何かありました?」
「何か引っかかるんだよね…なんだろう…」
「彼女の事ですか?」
「あぁ」
「あの居なくなるってのは僕の勝手な疑問ですよ?」
「そんなの解ってる。そうじゃなくてさ…なんだろうな…」
「聞いてみたらいいじゃないですか」

