この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第46章 蕩けるキス
予想を大いに反した陸の行動に、華夜子は言葉が出てこない。
ただただ黙って、ひとつずつボタンを嵌める陸の手元を、見詰めるしかない。
見守っていると、やがて彼の手によって、ブラウスは完全に閉じられた。
ほんのさっきまで下着姿を晒し、彼にいいようにされていた胸元は、今は見る影もない。
華夜子は急いで、陸を見上げた。
「何?」
「…なんでもない」
陸の問い掛けに、華夜子は頬を染め、視線を逸らす。
そんな華夜子に、陸は意地悪く囁く。
「『これからだったのに、もう終わり?』」
「…!」
「物足りなかった?」
「…うるさい」
次々からかいを重ねる陸に、華夜子は鋭く、言い放つ。
強気を保っていないと、すぐに彼に呑まれてしまう。
ただただ黙って、ひとつずつボタンを嵌める陸の手元を、見詰めるしかない。
見守っていると、やがて彼の手によって、ブラウスは完全に閉じられた。
ほんのさっきまで下着姿を晒し、彼にいいようにされていた胸元は、今は見る影もない。
華夜子は急いで、陸を見上げた。
「何?」
「…なんでもない」
陸の問い掛けに、華夜子は頬を染め、視線を逸らす。
そんな華夜子に、陸は意地悪く囁く。
「『これからだったのに、もう終わり?』」
「…!」
「物足りなかった?」
「…うるさい」
次々からかいを重ねる陸に、華夜子は鋭く、言い放つ。
強気を保っていないと、すぐに彼に呑まれてしまう。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


