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蕩けるようなキスをして
第46章 蕩けるキス
あなたを忘れたりはしない。
あなたを忘れたりもしない。
そんな事する必要もない。
そんな事をしろとも言われない。
あなたは心の中に生き続ける。
私は、あなたじゃないひとと、未来を生き続ける-…。
もっと、荒々しく。
もっと、いつまでもだと思っていた。
予想に反した、あくまでも優しいその口付けに、恍惚となりかけ-唇を離された。
え?-思ってしまった表情を、ばっちり、彼に見られてた。
「こんなあっさりで終わり?って顔?」
陸は、からかうように笑う。
「…うるさい」
恥ずかしさの極みに、華夜子は地の底を這うような声で低く、言い捨てる。
見透かされている心の内を隠し切れず、華夜子は追い詰められる。
あなたを忘れたりもしない。
そんな事する必要もない。
そんな事をしろとも言われない。
あなたは心の中に生き続ける。
私は、あなたじゃないひとと、未来を生き続ける-…。
もっと、荒々しく。
もっと、いつまでもだと思っていた。
予想に反した、あくまでも優しいその口付けに、恍惚となりかけ-唇を離された。
え?-思ってしまった表情を、ばっちり、彼に見られてた。
「こんなあっさりで終わり?って顔?」
陸は、からかうように笑う。
「…うるさい」
恥ずかしさの極みに、華夜子は地の底を這うような声で低く、言い捨てる。
見透かされている心の内を隠し切れず、華夜子は追い詰められる。

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