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蕩けるようなキスをして
第46章 蕩けるキス
途切れ途切れの華夜子の声に、陸は泣きたくなってくる。
「…嫌だったからじゃないの?」
「…恥ずかしかっただけ。怒ってなければいいなって、思っていただけ」
華夜子の背中が答える。
長い栗色の髪に留まる、髪飾り。
この間、自分が、彼女にあげた-。
昨日の事が嫌だったのなら、してない。
昨日の事が嫌じゃなかったから、してる。
そう、思っていい?
その証拠だって、思ってもいい-?
背後から、迷うことなく。
陸は、彼女の細い身体を抱き締めた。
突然の、しかも後ろからの抱擁に、華夜子の身体は驚き、震える。
さっきから散々悩んでいた事は、なんだったのだろう。
全部、思い悩む必要のない事で、自分は杞憂していたのか。
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