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蕩けるようなキスをして
第6章 好きな女
息を呑む陸に、華夜子は絞り出すように、訊いてくる。
「…言ってよ」
「…」
「離してって、頼んでよ」
「…」
「痛いでしょ。止めてあげるから、お願いしてよ。離して下さいって」
「…」
「離してあげるから。でもその代わり、もう二度と、私に構わないで」
「…」
「約束して…!」
悲痛な叫びが全て終わらぬ間に、陸の片手は華夜子の身体を引き寄せ、自らの胸に抱き留めた。
本当はここは両手で抱き締めたいところだけど、左手はまだ、彼女に掴まれたままだったから。
自分で離せない事もなかったけど、彼女の方から離して欲しかった。
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