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蕩けるようなキスをして
第43章 訊きたいこと
その頃には、もう、彼と出逢ってしまっていた。
もう少し、早ければ。
そしたら、あなたを、選んでいたかもって言えるのに。
ふたり同時に知り合っていたのなら。
彼だったのか。
あなただったのか。
本当に、分からない。
言えなくて、ごめんね。
あなただと、言ってあげれなくって、ごめん-…。
陸の横顔に、心の中で呼び掛ける。
「…大学の奴だったの?」
初めて、踏み込んだ質問をした。
「…同じ大学の、同い年の奴だったの?」
訊きたくとも、今の今まで、ずっと、我慢してきた。
今日訊くつもりもなかったけれど。
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