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蕩けるようなキスをして
第43章 訊きたいこと
それから。
乱れた髪を優しく撫で付けられ、元通りになった合図かのように、口元を緩められた。
「…っ」
その甘く蕩けそうな笑みに。
その相変わらずの魅惑的な眼差しに。
今更ながら心奪われ、華夜子は胸が高鳴る。
「…だから。そーいう顔すんなって。こっちもどきどきして、しょーがねーんだよ」
言い捨て。
陸は握った華夜子の手を、照れ隠しを含め、強く引っ張る。
華夜子は追従する如く、小走りになりながら、どうにか彼の横に並ぶ。
「ルイさんに嫌われちゃったかなあ-」
隣りを歩くようになった華夜子を横目に。
陸は嬉しそうに笑いながら、ひとりごちる。
「陸がなんでもない事に、突っかかってくるからでしょ」
「華夜が、ガキに言い聞かせるみたいに言ってくるからだろ」
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