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蕩けるようなキスをして
第42章 もう一秒
「一秒でもだなんて、我慢出来ずに言ってしまって、ごめん。俺が一番、全部悪い。…そして、それに応えてくれて、ありがと、華夜」
耳元で微笑む気配がし、華夜子は何も言えなくなる。
「俺、華夜に、抱き締められてもいいって思われてるぐらいは好かれてるって、自惚れていいんだよな?」
その割には、弱々しくさえ感じる、彼の口調。
華夜子はもう、堪らなくなる。
「自惚れるも何も事実だよ」
「…うん」
「…バレッタ、ありがと」
「全然大したものじゃない」
「お金の問題じゃなく。陸の気持ちが、すげー嬉しかった」
陸もまた嬉しさに、双眸を狭める。
「…華夜にあげたいものは、もうひとつあるんだよな」
「もうひとつ…?」
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