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蕩けるようなキスをして
第39章 一日千秋
「その時がいつかもはっきりしないのに。それでも、待っててもいいって陸が思えるぐらいの女なのかな?」
そんなにいい女じゃない、私。
申し訳なく、思ってしまう。
なのに、その答えを、わざわざ本人に、求めてしまうなんて。
穴があったら隠れたいぐらい、恥ずかしい。
何を私、突然に。
訊いてしまっているのだろう。
そう言えばここは大学だし-急に、現実に返る。
いつ人が来るか分からない-彼の腕からいい加減離れようとし、手首を掴まれた。
「だからお前に、俺の事なんか分からないんだよ」
馬鹿にしたように、嗤われる。
「お前がいつも勝手に想像してる、俺に関する事は大抵外れてんだよ」
掴まれた手首に力を入れられ、僅かに痛みを感じる。
「俺にとっては、散々待たされるのも厭わない女なんだよ」
強引に手を引き寄せられ、再び、彼の腕の中に収まる。
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