この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第6章 好きな女
「何度も言うけど、私のが一個年上なの。だから、すげー生意気なのはあなたの方。華夜子華夜子って、何度も呼び捨てにしないで。ちゃんと敬称付けて呼んでもらえる?」
「たかだか一歳の違いじゃん。名前くらい、好きに呼ばせてよ」
呆れたように、陸は言った。
しかし、彼女も負けてはいられない。
「なら、もう呼ばれたって、返事はしないから」
ささやかな脅しに、陸はあっさり譲歩した。
「なら、やっぱ、カーヤでいいじゃん」
「だから、それ!それ、私の事??生まれてから今まで、一度も呼ばれた事ないんですけど」
「え、そう?まあ、いいや。なら、俺が初めてって事でいいじゃん」
いや、だから、普通に華夜子さんでいいからさ-再度彼に言い聞かせようとして、耳の近くで、囁かれた。
「ところで俺の事はなんて呼んでくれるの?」
華夜子の瞳孔が開く。
「覚えてる限り、まだ一回も、華夜子に俺の名前呼んでもらった記憶がない。華夜子は、俺を呼んでくれないの?」
/1890ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ